入院中 お見舞いの花束の持ち込み禁止

　お見舞いと言えば、昔から定番の花束や生花。
現在、この生花の贈り物を禁止する病院が増えています。

　その理由は、水や土そして花自体に、感染症の原因となる病原菌が存在する恐れがあるからだそうです。

　確かに、手術後の抵抗力が弱い患者や体力の落ちている病人にとっては、衛生面の強化と感染症の予防が第一ですよね。

　しかしながら、お見舞いの生花には、患者の心を癒して自然治癒力を高める精神面での効果もあると言われます。
　今現在でも、病院内で営む生花店が存在する中、新しい解決策が期待されます。

　生花のお見舞いは「花が枯れる頃に退院できる」と言われ喜ばれると言われます。
　それでは“造花”はどうなんでしょう。

　造花は永遠に枯れない為に「退院が遠退く」とも言われるようですね。また、退院時の荷物になるから良くないなど。

　かと思えば、鉢植えの花は「根が付く」（病院に根付く）などと言われ嫌われたり、生花の花束でも枯れる事に不吉なイメージがあるなど、結局は送り手と受け手の考え方によって変わってくるものなのかもしれません。

　こういったお見舞いものは、いろいろと相手方の気持ちや正確を考えて送る必要があるようです。

　私個人の意見としては、お見舞いの贈り物よりも、顔を見せに来てくれる方が余程嬉しいなと思います。

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